CustomScript

ページ

2018年8月23日木曜日

NeeView Canary版について

NeeView Canary版の提供を始めました。
NeeView Canary は開発中のスナップショットで、正式版で提供される予定の機能を先行体験するためのものです。通常の使用にはナンバリングされた正式版をご使用ください。
  • 正式版よりも不安定です。
  • 保存データに互換性がない可能性が大きいです。正式版とは別けての運用をお勧めします。
  • ZIPでの提供のみとなります。
  • 更新は不定期で、告知はありません。
  • 更新履歴はありません。

2018年8月17日金曜日

画像ビューアー 「NeeView」32.0 更新しました

  • .NET Framework 4.6.2
  • WPF
画像ビューアー NeeView を 32.0 に更新しました。
主な更新は、フォルダーリスト、ブックマークリスト、ページマークリストの再構成です。

32.0
(2018-08-17)
重要:ブックマークリスト、ページマークリストに大きな変更があり、これまで設定した情報が一部無効になりますのでご注意ください。
  • 本棚
    • フォルダーリストとブックマークリストを統合し、本棚と名称を変更
      • 本棚のリスト部を「フォルダーリスト」と呼称
      • 設定項目「フォルダーリスト」を「本棚」に名称変更
    • フォルダーツリー実装。クイックアクセスはここに統合されました フォルダーツリーはリスト上部もしくは左部に配置されます -「フォルダーツリーの表示ON/OFF」コマンド追加 -「クイックアクセスの表示ON/OFF」コマンド廃止
    • ブックマークリスト
      • ブックマークリストはフォルダーリストと同様の挙動に変更
      • 手動による並び替えはできなくなり、これまでのブックマークの並び順は無効になります
      • フォルダーツリーにブックマークリストの階層を表示
      • フォルダーリストの最上位階層からもブックマークをたどれます
      • フォルダーが異なるのであれば同じブックを登録できます
      • 同じ階層でのブックマークフォルダーの名前重複ができなくなりました(統合されます)
      • 区切り記号(\または/)はフォルダー名に使用できなくなりました
      • 「ブックマークリストON/OFF」コマンド廃止。代わりに「ブックマークリストを表示」コマンド追加
      • 「前のブックマークに戻る」「次のブックマークへ進む」コマンド廃止。通常のブック移動コマンドで代用
    • ページリストをサイドパネル化できるようにした (設定 > 本棚 > ページリストを本棚に配置)
      • 「ページリストの配置切り替え」コマンド追加
  • ページマークの構造変更
    • フォルダーはブック単位で自動で生成され、手動で作ることができなくなりました。 これまでのページフォルダーは無効になります(ページマークは引き継がれます)
    • 手動並び替えは廃止されました。 これまでのページマークの並び順は無効になります
    • ページマークの名前変更に対応
    • ページマーク登録であわせてその本の設定を保存していましたが、これを廃止しました。純粋にページ位置のみの記憶になります
    • 「…」メニューに「現在のブックのみ」設定追加。開いている本のページマークのみ表示するようになります
    • 「…」メニューに「本として開く」追加。ページマークリスト全体をブックとして閲覧できます
  • フォルダーリスト、ページリストの表示形式に「サムネイル表示」を追加
    • ALT+↓ でサブフォルダーに移動できるようにした
  • 「パネルリスト項目」設定追加
    • リストの表示スタイル単位でレイアウト設定を行うようにした。
    • 画像の形を「そのまま」「正方形」「本の形」から選択できるようにした
  • バグ修正
    • 「スクロール+前のページに戻る/次のページへ進む」で、横スクロールしかしない場合にスクロール移動量が反映しないバグ修正。併せてN字スクロールOFFにしたときのスクロール挙動を整備
    • スライダーを自動的に隠す設定にしたときにサイドパネル下部が操作できなくなる不具合修正
    • ショートカットの実体取得に失敗するとその場所のリストが取得できない不具合修正
  • その他
    • スプラッシュスクリーン追加
    • 「検索ボックスの表示ON/OFF」コマンド廃止。検索ボックスは常に表示するようにした。代わりに「検索ボックスにフォーカスを移す」コマンド追加
    • 「この場所の履歴を消す」の挙動をフォルダーリストで表示されている項目のみを削除するように変更した
    • フォルダーリストのファイルアイコンレイアウト設定廃止
    • アドレスバーや本棚の場所にアイコンを追加、ドラッグ可能にして必要な場所にドロップできるようにした
    • 不要なリソースdll削除

2018年7月2日月曜日

画像ビューアー 「NeeView」31.0 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 31.0 に更新しました。
主な更新は、クイックアクセスの追加、ブックマークの階層化です。

31.0

(2018-07-02)

クイックアクセス

  • フォルダーリスト上部にクイックアクセスを追加しました。フォルダーリストの場所を記憶する機能です。
  • フォルダーリストの「…」メニューの「クイックアクセスに追加」で、現在の場所をクイックアクセスに追加します。
  • 検索キーも併せて登録されます。

ブックマーク、ページマークの改善

  • ブックマークの階層化
    • パネルの「…」メニューから「新規フォルダー」を選ぶことでフォルダーを作成できるようになりました。
    • フォルダー名は変更可能です
  • パネルの「+」ボタンで登録ができるようになりました。
  • 登録はリストの先頭に追加するように変更しました

HEIF対応

  • Windows10のみ、HEIF画像を表示できるようになりました。
  • ストアから HEIF Image Extensions をインストールする必要があります。
    • 環境によっては HEVC Video Extension を購入する必要があるかもしれません。

バグ修正

  • 初期設定で履歴等が保存されない設定になっていた不具合修正
  • アドレスバーのページ順変更をページリスト選択肢に反映しない不具合修正
  • レベル補正エフェクトの誤字修正
  • 終端ページ移動コマンドの説明文の間違いを修正

その他

  • フィルムストリップ中央表示時の両端表示の改善
  • フィルムストリップが有効でない場合に「フィルムストリップを自動で隠す」コマンドを無効にした
  • ページリストにページマークを表示
  • アドレスバーのページ順選択をパレット化
  • 「指定ページに移動」コマンド追加。ダイアログからページ番号を入力します。
  • 「現在の場所の履歴削除」コマンド追加。フォルダーリストの「…」メニューに追加。フォルダーリストの現在の場所にあるブックの履歴をクリアします。
  • 検索履歴を保存するようにした。(設定 > 履歴 > フォルダーリスト > 検索履歴を保存する)
  • 起動オプションでフォルダーリストの場所と検索キーを指定できるようにした。NeeView.exe -o "E:\Pictures?search=foobar"
  • 設定画面で対応画像拡張子を確認できるようにした(設定 > 対応形式/画像)
  • パネル、スライダーの透明度設定追加 (設定 > 表示 > 透明度)
  • フルスクリーンのときにタスクバー領域を覆わない設定追加 (設定 > 表示 > 詳細設定)
  • フルスクリーンのときのスライダー自動非表示を設定できるようにした (設定 > 表示/スライダー > 表示)
  • サイドバーの空欄部分をクリックしたときにサイドパネルの開閉を行うようにした
  • ダイアログをEscキーで閉じるようにした
  • TabStop整備
  • 通知の一部をアプリ内トースト化
  • WICデコーダー取得方式を変更し、ストアからインストールしたコーデックにも対応した
  • インストーラーのアイコンを専用のものにしてインストーラーサイズ削減
  • 各種dll更新

2018年6月1日金曜日

WPF勉強(13) Edge版WebViewコントロールを使ってみる

  • Windows10 April 2018 Update
  • .Net Frameork 4.6.2
  • WPF
  • VisualStudio2017
Windows Community Toolkit 3.0 で Edge版のWebViewコントロールが使用できるようになりましたので、早速使ってみます。

WebView controls for Windows Forms and WPF applications

動作環境


  • Windows 10 April 2018 Update 以上
  • .Net Framework 4.6.2 以上

準備


Nuget で Microsoft.Toolkit.Wpf.UI.Controls.WebView を導入

実装



  • 名前空間の定義を追加(7行目)
  • WebViewコントロールを配置(11行目)
簡単ですね。

おまけ:表示中のhtmlテキストを取得する


DOMContentLoadedイベントで読み込み完了を検知できるのでその後の適当なタイミングで。



(2019-02-04) Nugetパッケージを最新のものに変更

2018年5月8日火曜日

画像ビューアー 「NeeView」30.1 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 30.1 に更新しました。
主な更新は、7z.dllの更新です。RAR展開時の脆弱性を修正したものになります。

このバージョンはバグ修正等のみで機能追加はありません。

30.1

(2018-05-08)
  • 更新: 7z.dll を 18.05 に更新
  • バグ修正: メニューの自動非表示時間が即時反映しないバグ修正
  • バグ修正: 誤字 Otner -> Other


2018年4月9日月曜日

画像ビューアー 「NeeView」30.0 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 30.0 に更新しました。バージョン番号が大きく変わっていますが、1.29の次のバージョンです。
主な更新は、多言語対応です。

30.0

(2018-04-09)

バージョン番号規則を変更

  • 30.0 のようにメジャーバージョンを更新していく形式に変更しました。
  • バグフィックス版を公開するときには 30.1 というようにマイナーバージョンを使用します。

多言語対応

  • 英語と日本語のみ対応しています。 設定 > 全般 > 環境 > 言語
  • 英語はほとんどWeb翻訳に頼っていますので、とても残念な英語になっています。

表示に関する変更

  • 「サムネイルリスト」から「フィルムストリップ」に名前を変更。設定もフィルムストリップでページを独立させました。 設定 > 表示 > フィルムストリップ
  • 表示中ページを示すオレンジ色のマークを、ページリスト、フィルムストリップに表示するようにしました。
  • エフェクトパネルにグリッド表示機能を追加しました。

バグ修正

  • コンテキストメニューの設定で名前が変更されないバグ修正
  • SQLの初期化でエラーになることがある不具合修正

その他

  • 設定ウィンドウ:最初から項目リストを展開している状態にした
  • 設定ウィンドウ:ウィンドウサイズをメインウィンドウサイズに比例するようにした
  • コマンド:「タッチエミュレート」コマンド追加。カーソル位置に対応するタッチコマンドを実行します。これに伴い「マウス位置依存でページを前後させる」コマンド廃止
  • コマンド:「スクロール+ページ移動」コマンドに連続した入力によるページ切り替え一時停止を行うパラメータ スクロール停止 追加
  • ブック移動をフォルダー階層をまたいだ巡回移動にする設定追加。 設定 > ブック > 移動 > ブック移動を巡回移動にする
  • ページ移動できなかったときの効果音設定追加。 設定 > ブック > 移動 > 移動できなかったときの効果音
  • 透過画像の背景色設定追加。 設定 > ブック > ブック全般 > 透過画像の背景色
  • 履歴、ブックマーク、ページマークにそれぞれ保存設定を追加。 設定 > 保存データ これに伴い「全てのデータを保存しない」設定を廃止
  • 開いたブック名の表示と一般的な通知の設定を分離。 設定 > 表示 > 通知
  • パネル自動表示判定幅を設定可能にした。 設定 > 表示 > サイドパネル全般 > パネル自動表示判定のエリア幅
  • フォルダーリストの場所移動時にブックを閉じる設定追加。 設定 > 表示 > フォルダーリスト > 場所を変更したときにブックを閉じる
  • 設定にかかわらず Alt+F4 は機能するようにした
  • ウィンドウ非アクティブで 7z.dll によるファイルロックを解除するようにした。これに伴いロック解除時間設定を廃止
  • 読み込みスレッド数の上限をプロセス数に変更
  • 初期値:履歴登録開始ページ操作回数の初期設定を0に変更
  • 初期値:多重圧縮ファイル、UNCパスの履歴登録の初期設定を有効に変更
  • 初期値:サブフォルダーの自動再帰展開の初期設定をOFFに変更
  • 初期値:先読みモードの初期設定を「先読み」に変更



せっかくストアで公開しているので世界に向けても公開できるようにと軽い気持ちで英語対応を始めたのですが、思いの外大変でした。画像ビューアーなのに文字項目数が1000以上もあるという異常。ちゃんと多言語化を想定してないと大変です。
英語はほぼGoogle翻訳です。最近の翻訳機能はかなり優秀なので大体の意味は通じると思うのですが、変な英語になっている自覚もあります。ですが赤点すれすれだった英語力の私には正解が判断できません。修正したほうがよい英訳がありましたらご指摘いただけると助かります。

2018年3月8日木曜日

UWP勉強(1) WPF使いがUWPの勉強をはじめました

  • UWP
UWPの勉強をはじめました。 さて、WPFの知識だけてどこまでいけるか。
今回は簡単なツールをUWP化してみたときの感触です。



■ XAMLコントロール


WPFとはコントロールの感じが結構違うので、UWP コントロールの一覧 をざっと確認しておくのが良いと思います。

DockPanel がない!


RelativePanel で代用する。 あとは、UWP Community ToolKit に DockPanelがあるのでそれを使うとか。

ListView がなんかちがう!


列の概念がなく、WPF の ListBox に近い。
UWP にも ListBox はあるが、用途が違うらしい。特に理由がなければ ListView を使っておくのが良さそう。

WPF の ListView みたいに列項目のある一覧表示コントロール(DataGrid)がなさそう。さてどうしようか。 そのあたりを考察ているページがありました。

Grid に IsEnabled が無い!


Button コントロールとかにはあるんですけどね。Grid とか StackPanel に IsEnabled プロパティがありません。

BooleanToVisibilityConverter が無い!


自分で作る。
ValueConverter を作ることが多くなりそう。

Style の Setter に Binding が使えない!


Behaviourを使用した代替方法もありますが、発想から変えたほうが良さそう。

Style.Triggers が無い!


代わりに VisualStateManager を使用する?
ValueConverter で代用したほうが良いかも。

Visibility.Hidden が無い!


あまり困りはしませんがレイアウトくずれに注意。

「アプリケーションは、別のスレッドにマーシャリングされたインターフェイスを呼び出しました」


別スレッドからUI要素を操作しようとしたときの例外。PropertyChanged イベントを発行しただけでもアウトになる。厳しくなったなあ。

UWP と MVVM のパフォーマンスの関係


MVVMで処理が重くなる部分は排除したがってるように感じたので調べてみたところ、おおよそそんな感じでした
  • Binding は遅い。 x:Bind を使おう。
  • ICommand は遅い。 イベントハンドラーを使おう。
  • Visibilityプロパティのバインドによるロード時のコントロール非表示化は遅い。 x:Load や x:DeferLoadStrategy を使って初期化を延期しよう。


■ ファイルアクセス


おそらく一番戸惑うのがこれ。パスを指定してファイルを開くという概念は忘れよう。

ファイルの扱い方がぜんぜんちがう!


StorageFolder とか StorageFile のオブジェクトに対する操作という扱いになります。 それらをどうやって取得するかというと、システムで用意されている特定フォルダの StorageFolder を使うか、 FolderPicker 等を使用してユーザに指定させます。パスを指定して新しいオブジェクトを作るということはできません。

FilePicker等で取得したオブジェクトは履歴等に登録することが可能で、次回起動時に再利用できます。

ファイルの Drag & Drop による取り込みは可能ですが、ReadOnlyです

ファイル削除の動作がゴミ箱に対応!


自身のアプリフォルダーのファイルはそのまま削除されますが、それ以外の場所のファイルはごみ箱移動が標準動作になります。 あと、ファイルコピーとかで既にファイルが存在していた場合に、ファイル名に(2)を付加する等の回避方法が指定可能になりました。 これはうれしい。



■ 既存の外部アプリの起動方法 (調査のみ、未検証)


ツール類なんかだと外部プログラムを組み合わせて結果を得ることはよくありますが、通常は呼び出せません。
exe を Appx 内に置き、FullTrust 設定にすれば呼び出せるようです。 Appx 外の exe を呼び出すには、そういう処理を行う exe を新しく作って、それを AppService にすればよいのか?

※ FullTrust 設定にすると普通のストアアプリとしては申請できなくなるので注意。DesktopBrige を使用したアプリとして特別な申請が必要?

別解として、プロトコル登録されている UWP ならURI指定で呼び出せます



■ 今の所の感想


「UWP は今までのWindows用ソフトとは別の新しいプラットフォーム用。制限が厳しいぞ!」

UWP は今までのWIN32デスクトップアプリ(特にファイラーやツール系のアプリ)からは簡単には移行できないと感じました。困ったらWIN32APIたたけーみたいなことができないので、全く同じ機能を提供することができません。特にファイル系が致命的に概念が異なります。UIはXAMLで書けますが、重くなるものはばっさりカットされたような感じで、いろいろと発想の転換が必要になります。 つまりWindowsでない新しいプラットフォームといったほうが近いように感じます。UWPへの移行は異なるプラットフォームへの移植と捉えたほうがよさそうです。

ただ .NET Standard があるように、コア部分は共通で使えるので、その範囲であれば共有できそうです。



2018年3月5日月曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.29 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.29 に更新しました。
主な更新は、新しい設定ウィンドウ、動画再生機能の追加、です。

1.29

(2018-03-05)

新しい設定ウィンドウ

全ての項目の見直しを行いました。
設定変更がリアルタイムに反映されるようになりました。これに伴い設定変更のキャンセルができなくなりましたのでご注意ください。 設定がファイル保存されるタイミングは、設定ウィンドウを閉じた時、アプリを終了した時になります。
設定ページの構成はおおまかには今までと同じですが、見直しに伴い移動されたり新設された項目があります。
  • 詳細設定ページは廃止されました。これまでの詳細設定項目は各設定ページに分散しています。
  • 対応形式ページが追加されました。ブックのファイル形式ごとに設定を行うようにしています。
    • 既定で有効であった標準ZIP展開の設定を追加しました。7-ZipでZIP展開を行いたい場合はこちらをOFFにしてください。
    • 「圧縮ファイルをサポートする」設定は廃止されました。各対応形式毎に機能のON/OFFを設定してください。
  • ブックの挙動に関連する設定をブック設定ページにまとめました。
  • パネルのリスト項目のフォント設定を追加しました 設定 表示 > フォント
  • コマンド設定は、編集したい項目をダブルクリックすることでコマンド設定ウィンドウを開く形式に変更しました。

動画再生

おまけ機能として、ブックとして動画を再生できようになりました。
基本的な再生機能のみとなり、サムネイルリストや自動回転、2ページ表示等、使用できない機能や設定があります。 標準では .asf .avi .mp4 .mkv .mov .wmv の拡張子を動画と認識する設定にしています。 動画再生能力はOSに依存しており、おおよそ Windows Media Player で再生できるものが再生可能です。 このため、おそらくWindows7では .mkv は再生できないと思われます。
再生時のスライダーは動画専用のもので、スライダー方向は左から右固定です。
ページ移動コマンドは再生位置の移動に対応しています。 動画専用コマンドとして「動画再生/停止」コマンドを追加しています。
動画に関する設定は 設定 対応形式 > 動画 で行います。

マウス長押し操作

  • 長押しモードにリピート入力モードを追加 設定 画像操作 > マウス操作
  • 長押しボタンを選択できるようにした。

ルーペ

  • ルーペモードでのホイール操作のON/OFF設定追加 設定 画像操作 > マウス操作
  • ルーペモードのESCキー解除のON/OFF設定追加
  • コマンド「ルーペ倍率拡大」「ルーペ倍率縮小」追加。ルーペモードでのみ機能します。
  • ルーペモードでは「スクロール+ページ移動」コマンドのスクロールを無効にするようにした

コマンド

  • スライダー方向によって移動コマンドのページ移動方向を入れ替える設定追加 設定 コマンド > コマンド全般
  • Altキーによるメニュー操作を無効にする設定追加
  • 変換、無変換キー対応
  • コマンド「拡大」「縮小」に100%を経由するコマンドパラメータ追加。デフォルトONです。
  • コマンド「ブックを削除」追加

ページ

ページの判別、ソート方法を変更しました。このため、以前とページの並び順等が変わる可能性があります。
  • ページから非表示ファイルを除外
  • ページの名前順ソートの見直し。階層を正しく解析するようにし、ディレクトリを優先するように変更
  • 「サポート外ファイルもページに含める」場合に空のフォルダーも表示するようにした

その他

  • パネル配色調整
  • フォルダーリストの場所表示、表示しきれない場合は左からトリミングするようにした
  • ページマークの一覧表示から場所の表示を削除
  • キャンバスに表示するタイトルを見やすいように調整
  • フォルダーリスト並び順にそれぞれ昇順、降順を追加
  • ページの並び順にサイズ昇順、降順を追加
  • ページリストの表示形式を保存するようにした
  • 渡されたパスをブックとして開くかページとして開くかの判定強化
  • 設定のバックアップを残せるようにした設定 全般 > 詳細設定。ストアアプリでは常に有効。
  • RAR分割ファイル専用フィルター追加。正規表現での除外はフォルダーリスト表示のフィルター用途に変更 設定 表示 > フォルダーリスト
  • 対応拡張子に .cb7 追加
  • 詳細設定「ウィンドウサイズのDPI非追従」に不具合があるため無効化

バグ修正

  • 設定ファイルが壊れることがあるバグ修正
  • 履歴リストのコンテンツ表示で場所が表示されないバグ修正
  • アニメーションGIF再生エラーでアプリ終了するバグ修正
  • 読み込んだブックと異なるフォルダーリストの場所になることがあるバグ修正
  • パネル表示したときにリストにフォーカスが移動しない不具合修正
  • NeeViewS: 使用可能メモリが少なくなっていたバグ修正
  • NeeViewS: Susieと標準の画像読み込みが共存できなくなっていたバグ修正



設定画面はWindows10の設定のデザインを真似しています。一覧性は低くなってしまいましたが、なるべく説明を多くして設定の意味をわかりやすくすることを目指したらこのデザインは1つの解なのかも。

2018年2月6日火曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.28 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.28 に更新しました。
久々の更新です。主な更新は、検索機能の追加、圧縮ファイル内圧縮ファイルの個別展開対応、です。

1.28

(2018-02-06)

サイズ指定

  • エフェクトパネルに「サイズ指定」の項目を追加
  • 「サイズ指定のON/OFF」コマンド追加
オリジナルサイズを指定するもので、さらに「ウィンドウサイズに合わせる」等の表示スケール変更が適用されます。 指定サイズ通りに表示させる場合は表示スケール「オリジナルサイズ」にしてください。

フォルダーリストでの検索

  • 検索ボックスをフォルダーリストに追加。フォルダーリスト右上の設定から表示ON/OFFを切り替えます。
  • 「検索ボックスの表示ON/OFF」コマンド追加
現在のフォルダー以下からブックのファイル名検索をします。ただし、圧縮フォルダー内では無効です。
ある程度のあいまい検索を行うようにしています。検索オプション等の詳細は ユーザーガイド の「フォルダーリストの検索ボックスについて」を参照してください。

圧縮ファイルに含まれる圧縮ファイルのブック対応

  • 設定「全般」>「基本」>「圧縮ファイルに含まれる圧縮ファイルを全て展開する」追加
  • 設定「履歴設定」>「保存設定」>「圧縮ファイルに含まれる圧縮ファイルを履歴に保存する」追加
「圧縮ファイルに含まれる圧縮ファイルを全て展開する」設定をOFFにすることで、圧縮ファイルをフォルダーと同じように扱い、圧縮ファイルに含まれる圧縮ファイルをサブフォルダーのように扱います。 ONにすることで以前と同様に全て展開します。

フォルダーリストでの圧縮ファイル内の階層は、圧縮ファイルの有無のみ考慮され、圧縮ファイル内のパス情報は無視されます。
圧縮ファイルに含まれる圧縮ファイルのパスは C:\aaa\main.zip\bbb\sub.zip のようにファイルパス+圧縮ファイル内のパスという表記となります。 外部からパス指定する場合もこの形式に対応しています。パスの区切り記号は/どちらにも対応していますが、表示は全てで統一されます。 重複する圧縮ファイルエントリ名は区別できません。

UNCパス対応

  • 設定「履歴設定」>「保存設定」>「UNCパスを履歴に保存する」追加 (既定OFF)
今までもなんとなく動作していましたが、正式対応しました。 フォルダーリストからネットワークPCを検索することはできませんので、ドラッグ&ドロップするか、直接パスを指定してください。

その他

  • 各種DLL更新 (PDFはV8,XFAをサポートしなくなります)
  • フォルダーリスト更新処理に時間がかかる場合に処理中表示をするようにした
  • フォルダーリストでのコンテキストメニューの「サブフォルダーを読み込む」を切り替え式に変更
  • 既定ページ設定の「サブフォルダーを読み込む」が設定できない制限を解除
  • 「除外する圧縮ファイルのパターン」詳細設定追加。既定ではRAR分割ファイルを除外する設定
  • 「PDF対応」設定追加。PDFファイルの対応ON/OFFを切り替えます
  • 「リサイズフィルター処理にSIMDを使用する」設定追加

バグ修正

  • EXIFの撮影情報計算で0除算が発生することがある不具合修正
  • ブックマーク移動、ページマーク移動でフォルダーリストが追従しない不具合修正
  • 2ページ表示時のブック内ページマーク移動で位置がずれてしまう不具合修正
  • ブックマークに登録されていると履歴の日付削除で誤動作することがある不具合修正
  • RAR5分割ファイルを正常に展開できない不具合修正
  • ネットワークドライブでファイル名変更等のファイル操作が表示に反映されないことがある不具合修正
  • テンキーにコマンドを割り当てるとテキストボックスでの入力よりコマンドが優先されてしまう不具合修正
  • NeeViewSのアセンブリ名、プロダクト名をNeeViewSに変更。これにより、関連付けできない不具合が直るかも?

(追記)

ストアアプリ版では拡張子の設定をしたので既定のアプリに設定できるようになりました。

ファイル検索ツール「RealtimeSearch」1.8 更新しました

  • WPF
ファイル検索ツール RealtimeSearch を 1.8 に更新しました。
メモリ消費量は約1/3に減りましたが、速度はあまり変わらないかも。

1.8

(2018-02-06)
  • 環境を.Net4.6.2に変更
  • ひらがなカタカナ変換にkanaxsを導入。"♥"と"?"が区別されない問題を解消
  • メモリ使用量削減