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2017年9月4日月曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.27 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.27 に更新しました。(※ストア版は申請中です)
主な更新は、リサイズフィルターの実装です。

1.27

(2017-09-04)

■ リサイズフィルター実装

リサイズフィルターは表示サイズで画像を再レンダリングする処理です。 画像によってはにじみの少ない高品質の表示になります。
重い処理ですので必要に応じて有効化してください。
  • リサイズフィルターの設定はエフェクトパネルで行います。
  • 「リサイズフィルターON/OFF」コマンド追加(Ctrl+R)
  • リサイズの補完アルゴリズム、アンシャープマスク処理の設定が可能です。
  • 最大画像サイズ設定があります (詳細設定 > 最大画像サイズ)
    • 処理速度の問題のため、フィルター適用画像サイズはこの設定で制限されます。これ以上の拡大はこの最大画像サイズを引き伸ばした表示になります。
    • 読み込み画像自体にこの最大画像サイズを適用することでメモリ消費を抑えることも可能です (詳細設定 > 読み込み画像サイズ制限)
      • 読み込みでサイズ制限された場合、ファイル情報のサイズに * が追加表示されます
    • PDFの最大画像サイズと共通の設定になります (PDFページ最大サイズ設定廃止)

 エフェクトパネル整備

画像加工に関連する情報をまとめました。
  • 「ドットのまま拡大」をエフェクトパネルにも追加しました。
  • リサイズフィルターの設定を追加しました。
  • エフェクト自体の有効/無効を切り替えられるようにしました。
    • 「エフェクトON/OFF」コマンド追加 (Ctrl+E)
    • エフェクトON/OFF状態は保存されます。このため、前回使用していたエフェクトを復元する設定は廃止となります。

 ソリッド圧縮ファイルのページ送り速度改善

ソリッド圧縮ファイルの場合、1つのファイルを取り出す処理に時間がかかります。 このため、テンポラリフォルダーに事前に展開することでページ送り速度を改善しました。
  • rar,7z等でソリッド圧縮ファイルの可能性があります。zipはソリッド圧縮ファイルではありません。
  • 展開するソリッド圧縮ファイルの上限を設定可能 (詳細設定 > 7z.dllで事前展開する最大ファイルサイズ)
  • ソリッド圧縮ファイル以外も事前展開できるようにする設定可能 (詳細設定 > 7z.dllでは全て事前展開する)

 ページ操作回数での履歴登録

今まではブックを表示するだけで履歴に登録されましたが、これをページ操作が行われたタイミングで登録するように変更しました。 既定では1回の操作で履歴登録を行うようになります。
  • 履歴登録を行うページ操作数の設定 (詳細設定 > 履歴登録開始ページ操作回数)

 その他

  • パネルでの左右キー有効/無効設定 (詳細設定 > パネルでの左右キー有効)
    • フォルダーリストでは左右キーでフォルダー階層を移動しますが、これを無効にすると左右キーに関連付けられたコマンドが優先されます
  • EXIF回転反映を高速化した
  • EXIF回転設定廃止 (常に有効)
  • マウスジェスチャー自体の有効設定追加 (詳細設定 > マウスジェスチャー有効)
  • サムネイル画像生成アルゴリズム変更
  • サムネイルをPNGで保存できるようにした (詳細設定 > サムネイルフォーマット)
  • 先読みでPDF表示でのリサイズ処理を行うようにした
  • 2つめのウィンドウに座標復元を適用するかを設定できるようにした(詳細設定 > 2つめのウィンドウ座標の復元)
  • コンテンツ表示のサムネイルサイズ設定追加 (詳細設定 > ブックサムネイルサイズ)
  • コンテンツ表示のサムネイルポップアップ設定 (詳細設定 > ブックサムネイルのポップアップ)
  • コマンドでブックの並びをシャッフルに再度設定した場合にも並び替えを行うようにした

 バグ修正

  • マルチモニターでのウィンドウ座標復元バグ修正
  • フォルダーリストでファイルが削除された時に稀にハングするバグ修正



WPFは表示をGPUで処理しているので、画像表示の実体はテクスチャの貼られたポリゴンだったりします。そのため拡大縮小もリアルタイムでとても高速なのですが、品質はそれほど高くないようです(高品質設定でも拡大品質はバイリニアとほとんどかわらない)。

ということで、このバージョンからリサイズフィルターを実装しています。表示サイズでテクスチャを作り直す処理となります。CPU処理なのでとても重いです。なので、拡大縮小等は操作が終わってからリサイズ処理を行うようにしています。

リサイズフィルターは文字などが滲むような場合には効果が高いですが、画像によっては逆に荒が目立ってしまうため、一律に効果があるとは言えないようです。あと、ディスプレイの解像度が高い環境では効果が実感しにくいかと思われます。

2017年7月30日日曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.26 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.26 に更新しました。
主な更新は、ストアアプリ版の公開です。

1.26

(2017-07-30)

ストアアプリ公開

ストアアプリを公開しました。基本的な動作は通常版と同じです。
詳細は こちら を参照してください。

アプリアイコン変更

アプリアイコンのデザインを変更しました。
NeeView と NeeViewS で色違いのアイコンになるようにしました。

PDFを表示サイズで描写

PDFページを表示サイズに応じて描写し直すようにしました。
処理負荷等の兼ね合いもあり、最大描写サイズを設定しています。[設定 > ページ設定 > PDF設定 > PDFページ最大サイズ]

読み込み中ページの表示方法を変更

読み込み完了前のページ表示を灰色にしていたのを、それまで表示していた画像のサムネイルの拡大表示で代用するようにしました。 [設定 > 詳細設定 > 読み込み中表示の表示方法] でこの表示方法を変更できます。

タッチ操作の設定

タッチ操作をある程度設定できるようにしました。[設定 > 画像操作 > タッチ操作] タッチドラッグとタッチ長押しからのドラッグで挙動を変更できます。

設定のバックアップ

「全設定をインポート」「全設定をエクスポート」コマンドを追加しました。 (メニュー > その他)
履歴やブックマークを含む全てのユーザデータのバックアップになります。 インポート時に復元するデータの種類を選択します。
.nvzip という拡張子のファイルがバックアップファイルになります。 中身は設定ファイルをzipでまとめただけのものです。

その他

  • NeeViewS のアセンブリ名(内部的な名前)を NeeViewS に変更し、区別できるようにした
  • 64bitOSでの NeeVireS で使用可能メモリサイズを 2BG から 4GB に増やした。メモリー不足エラーが起こりにくくなります
  • サムネイルリストの選択項目が中央になるようにスクロールする挙動をON/OFFできるようにした。標準でOFFに変更しています [設定 > 表示設定 > サムネイルリスト > 選択した項目が中央に表示されるようにスクロールする]
  • 「スクロール←」「スクロール→」コマンド追加。スクロールコマンドパラメータに「垂直方法へのスクロール許可」フラグ追加
  • [設定 > 全般 > フルスクリーン状態を復元する] の動作を [ウィンドウ座標を復元する]に依存しないようにした
  • [サポート外ファイルもページに含める]設定の場合に、アーカイブ内の空フォルダーも含めるようにした。ただし、Susie書庫プラグインによっては正確に取得できない場合があります
  • メニューエリア、パネルエリア上にマウスがあるときはサイドパネルの自動表示判定がされないようにした
  • 表示サイズモードに同じモードを指定した場合でも再設定されるようにした
  • Susieアーカイブエントリーの取得方法変更。使用できなかったSusie書庫プラグインが使えるようになるかもしれません

バグ修正

  • サブフォルダー読み込み設定が保存されないバグ修正
  • 表示の切り替えでサムネイルリストが更新されないバグ修正
  • ページの並び順変更がサムネイルリストに反映しないバグ修正
  • 画像読み込み失敗時にサムネイル画像からエラーメッセージ画像に切り替わらないバグ修正
  • ハイコントラストでメニューが読めなくなる不具合修正
  • Shift起動での多重起動が機能しなくなっていたバグを修正
  • axgif.spi で画像が取得できなくなっていたバグ修正
  • 前のページへ高速移動したときのページ順番ずれを軽減



通常版のみですが、ストアアプリで公開してみました。マイクロソフトの審査を通過していますので多少は信頼度UPかも?

2017年7月24日月曜日

ファイル検索ツール「RealtimeSearch」1.7 更新しました

  • WPF
ファイル検索ツール RealtimeSearch を 1.7 に更新しました。
拡張キーワードによる検索への変更が主な更新です。文法はこちらを参照してください。

1.7

(2017-07-24)
  • 拡張キーワードにより検索方法を制御するように変更
  • 外部アプリのプロトコル起動対応
  • 存在しない検索パスで処理が停止していたバグ修正


2017年7月12日水曜日

眼鏡依存色収差錯視

以前から、NeeViewのアイコンは収まりが悪いなーと感じていました。
いろいろ試してみたところ、頭をぐりぐり動かしながら見ると顔の向きによってアイコンの白い部分が右によったり左によったりするんです。


これ、メガネを掛けた人だけに現れる錯覚で「眼鏡依存色収差錯視」というらしいです。おそらく色ごとのレンズの屈折率の違いによってずれて見えるんだと思います。

どうやらこの白、オレンジ、青(または黒)という組み合わせはよろしくないようです。特にこのアイコンの場合は左右スペースが等しいことを前提したデザインなので余計におかしく見えているのかもしれません。


てことで次から新しいアイコンに変更する予定です。


配色かわってないやん!うごくやん!
・・いやまあ、そうなんですけどね。色まで変えると完全に別物になってしまうように思われたので、動いてしまうのは許容して左右の間隔に依存しないようなデザインにして違和感を軽減しているつもりです。

なかなか難しいものです。

2017年7月2日日曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.25 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.25 に更新しました。
主な更新は、タッチ操作対応、PDF対応となります。

1.25

(2017-07-02 予定)

タッチ操作対応

基本的なタッチ操作に対応しました。
ジェスチャーはシングルタッチ操作になります。 画像の移動、回転、拡大縮小はマルチタッチで行います。 ビューエリアでのタッチ長押しは非対応です。
ビューエリアでのシングルタッチはコマンド実行操作になります。 コマンド設定の「タッチ設定」でコマンドにタッチ位置を割り当てます。標準では以下のように設定されています。
  • 右エリア --「前のページに戻る」
  • 左エリア --「次のページへ進む」
  • 中央エリア --「パネルを一時的に表示する」※自動非表示パネルを一時的に表示させる新しく追加されたコマンドです
タッチ操作に関係する以下の設定が追加されています。
  • 画像操作>タッチ操作 -- タッチ操作での回転、拡大縮小を有効/無効
  • 詳細設定>タッチジェスチャー判定の最小移動距離(X) -- タッチジェスチャーでの判定移動距離です
  • 詳細設定>タッチジェスチャー判定の最小移動距離(Y)
  • 詳細設定>タッチ操作ピンチ最小判定距離 -- 2タッチの距離がこの値を超えたときのみ回転、拡大縮小操作が有効になります
  • 詳細設定>タッチ操作ピンチ最小変化距離 -- 回転、拡大縮小操作しきい値。2タッチ操作でこの距離変化を超たときに回転、拡大縮小操作が有効になります
  • 詳細設定>パネルタッチスクロールの終端バウンド -- パネルのリストスクロール終端での跳ね返り挙動
  • 詳細設定>サムネイルリストタッチスクロールの終端バウンド -- サムネイルリストスクロール終端での跳ね返り挙動

PDF対応

PDFに対応しました。
現状の実装では展開する画像サイズは固定です。(設定>ページ設定>PDF設定>PDFページサイズ)で展開する画像最大サイズを指定してください。

コマンドラインオプション

1.23から仕組みを変更していましたが、いくつか修正したため、あらためてお知らせいたします。
オプションの詳細は こちら を参照してください。
  • コマンドラインヘルプ表示対応。 "--help" もしくは "-h" で説明を表示するようにしました。
  • 短いオプション名("-h"等)追加。
  • "--" 以降はすべてファイル名として解釈するようにした。これによりハイフンから始まるファイル名にも対応
  • 絶対パスでしか受け付けなかったのを相対パスでも指定可能にした。

インストーラーでNeeView,NeeViewSを選択可能に

NeeView, NeeViewS のインストールを選択できるようにしました。
「標準」では NeeView のみのインストールとなります。

バグ修正

  • コマンドライン引数で"="がファイル名に含まれると不正になるバグ修正
  • ダブルクリックコマンド実行後にクリック操作が実行されるバグ修正
  • フルスクリーン解除でフォルダーリスト等にフォーカスが移動してしまうことがあるバグ修正
  • 設定ファイルが読み込めないときにそのまま終了してしまうバグ修正

その他

  • 7zでの標準対応拡張子に .cbr .cbz を追加
  • ページスライダーのデザイン変更。
  • ファイル情報にアーカイブファイルパスを表示する設定追加 (設定>表示設定>ファイル情報>ファイルパスを表示する)
  • 処理中マークの表示設定追加 (設定>詳細設定>処理中マークの表示)
  • 「スクロール+次のページに進む」にもスクロール量のパラメータ実装


最近頻繁に更新していますが、通常は1~2ヶ月に1度程度の更新予定です。バグがなければ・・・

デスクトップアプリをタッチ操作対応させるのはなかなか難しいですね。まずボタンの大きさとかがタッチに合わない。今回の実装ではそのあたり総スルーです・・・

パッケージサイズが倍増しているのはPDF用のライブラリ追加のためです。ですが、このおかげで比較的簡単にPDF対応できました。ライブラリ作者様さまさまです。

2017年6月28日水曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.24 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.24 に更新しました。
致命的なバグがあったための緊急リリースです。1.23を使用されている場合は更新をおすすめします。

1.24

(2017-06-28)

バグ修正

  • Bookmark.xml等のユーザーファイルがカレントフォルダに作成されてしまうことがあるバグ修正
  • --fullscreenコマンドラインオプションが機能しないバグ修正

2017年6月24日土曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.23 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.23 に更新しました。
バグ修正、パッケージ構成変更のみとなります。追加機能はありません。

1.23

(2017-06-24)

パッケージ構成変更

実行ファイル名とその挙動を以下のように変更しました。 64bit版 / 32bit版 という区分から 通常版 / Susie対応版 という区分に変更します。

実行ファイル64bitOS32bitOSSusie
NeeView.exe
NeeViewS.exe○※※32bitで動作

インストーラーを1つに統合しました。1つのインストーラー NeeView1.23.msi で NeeView.exe と NeeViewS.exe がインストールされます。これは NeeView1.22-32bit.msi の後継インストーラーであり、NeeView1.22-64bit.msi 系統は廃止されます。

バグ修正

  • フォルダーリスト表示時に異常終了することがあるバグ修正
  • フォルダーリストを表示したときにフォーカスされないことがあるバグ修正
  • フォルダーリストの項目アイコンが右づめにならないことがあるバグ修正
  • 印刷ダイアログを閉じたときに異常終了することがあるバグ修正(印刷ダイアログ表示中のブック切り替えを禁止した)
  • ページリストの並び順コンボボックスが機能しないバグ修正
  • エフェクトの設定が機能しないバグ修正


内部構造を大きく変えたため既存の機能に不具合があるかもしれません。もしバグを見つけられましたらご報告いただけると助かります。

2017年5月17日水曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.22 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.22 に更新しました。
サイドバー実装が主な更新です。



1.22

サイドバー

  • 画面の左右にサイドバーを追加。アイコンを押すことで対応するパネルの表示を切り替えます
  • サイドバー自体の表示切り替え可能 (表示 > サイドバー)
    アイコンをドラッグして左右のサイドバー間で移動させることが可能です。

パネル単位の設定

  • 各パネルに設定ボタン[…]を追加
  • パネル単位でリスト表示形式を設定するように変更 (設定ボタン > 一覧表示、コンテンツ表示、バナー表示)
  • バナー表示対応。バナーサイズをある程度設定可能 (設定 > 詳細 > バナーサイズ)
  • 履歴やブックマーク等の設定ボタンに無効な項目を削除する機能追加

フォルダーリスト機能追加

  • ページリスト表示切り替えを設定ボタンから行うように変更
  • 項目の右クリックメニューからサブフォルダー読み込み指定でブックを開くことができるようにした
  • フォルダー単位でサブフォルダー読み込みを既定にする設定追加 (設定ボタン > この場所ではサブフォルダーを読み込む)
  • ホームボタンの右クリックメニューから「この場所をホームに設定する」機能追加
  • ファイルアイコン表示方式の設定追加 (設定 > 表示設定 > フォルダーアイコン >ファイルアイコンを左に表示する)

(設定 > ページ設定) を整備

  • ページ設定に関する設定を (設定 > ページ設定) にまとめた
  • サブフォルダー自動読み込み判定にページ外ファイルを含めるかの設定を追加 (設定 > ページ設定 > サブフォルダー読み込み自動判定)
    ブックを開いたときに適用されるページ設定がわかりにくいため、各項目のポップアップメニューに説明を追加して多少わかりやすくしました。

タイトルバー非表示時の挙動

  • タイトルバーを表示しない設定でのウィンドウ枠表現を変更
  • タイトルバーが表示されていない場合にメニューバー上に閉じるボタン等のシステムボタンを表示するようにした
    タイトルバーが表示されていないときのウィンドウ枠表現は設定できます。以前の表現に戻したい場合はこの設定を「WindowFrame」にしてください。 (設定 > 詳細設定 > タイトルバー非表示でウィンドウ枠非表示)
    システムボタンが表示されているときのメニューバーでドラッグやダブルクリック等のタイトルバー操作が可能です。ただしフルスクリーン時には標準設定では機能しません。 (設定 > 詳細設定 > フルスクリーン時のタイトルバー操作)

本単位としての名称「フォルダー」を「ブック」に変更

  • さまざまなコマンド名や説明で「フォルダー」が「ブック」に置き換わっています。 これにより「フォルダー」はファイルシステム上のフォルダーの意味のみとなります。 「フォルダーリスト」のみ両方の意味があるため変更しておりません。

その他

  • メッセージダイアログのデザイン刷新
  • 画像デコード失敗時にカラープロファイルを無効にして再読込するようにした
  • ファイル名変更で使用できないファイル名チェック強化
  • パネルのリストスクロールをピクセル単位に変更
  • サムネイル画像のデータサイズを256x256に収まるサイズから256x256と同じ面積になるサイズに変更
  • ネットワークアクセス許可設定の実装 (設定 > 詳細設定 > ネットワークアスセス許可)
  • ルーペ倍率変化単位、ページ切り替え時のルーペ解除設定追加 (設定 > 詳細設定 > ルーペ倍率変化単位,ルーペページ切り替え解除)

バグ修正

  • 前回開いていたブックを履歴とは別に保存するようにした。 これにより、閉じていた場合でも開かれてしまうバグ、履歴閲覧時の再開で正常に復元されないバグ、履歴保存数0設定で機能しない現象を回避
  • 「次のブックへ移動」コマンドで対象がショートカットの場合にフォルダーリスト上の挙動がおかしくなるバグ修正
  • ウィンドウドラッグがDPIに対応していなかったバグ修正
  • ドラッグ回転の中心がDPIに対応していなかったバグ修正
  • 名前変更TAB移動でフォルダーが切り替わらないバグ修正
  • ルーペの長押し判定時間の設定が反映されていないバグ修正
  • コンテキストメニューで「最近使ったフォルダー」が機能しなくなるバグ修正
  • 2ページ表示時のページ間隔の計算が間違っていたバグ修正。
  • タイトルバーOFF時に最大化するとタスクバーが隠れてしまうバグ修正
  • Windows7でフルスクリーン解除後にウィンドウがタスクバー手前に表示されてしまうバグ修正
  • ファイル削除後にパネルが自動的に隠れなくなるバグ修正



メニューバー上の閉じるボタンとかはWindows10に似せて作ったボタンだったりします。サイドバーはCodeというテキストエディタ、ダイアログはUWPアプリに似せてます。いろんなもののよせあつめでできてます。

2017年4月17日月曜日

Visual Studio Code で文字コードの自動判別

  • Visual Studio Code
日本語のSJISのテキストを開くと文字化けし、その都度手動で文字コード変更が必要でしたが、 Visual Studio Code バージョン 1.11 から文字コードを自動判別してファイルを開くことが可能になりました。

https://code.visualstudio.com/updates/v1_11#_auto-guess-encoding-of-files

ユーザー設定 ([ファイル(F)]>[基本設定]>[設定(S)]) に files.autoGuessEncoding を設定することで自動判別が有効になります。

{
  // 有効な場合、ファイルを開くときに文字セット エンコードを推測します
  "files.autoGuessEncoding": true
}

快適です。まだまだShift-JISな文書は多いですからね。

2017年4月16日日曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.21 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.21 に更新しました。
印刷機能実装、入力組み合わせ拡充が主な更新です。

1.21

(2017-04-16)

印刷機能実装

  • コマンド追加 (印刷)
  • メニュー追加 (ファイル > 印刷...)
    表示エリアやエフェクトを反映させた、表示のままの印刷も可能です。
    複数枚で1つの画像を印刷することが可能です。

ショートカットキー拡充

  • TABキーの入力に対応
  • ALTキーの組み合わせ入力に対応
    これらのキーはシステムでも使用されているため、注意してご使用ください

マウスボタン入力拡充

  • マウスの複数ボタン組み合わせ入力に対応
    マウスの複数ボタン組み合わせは、最後に入力されたボタンを主キーとします。 例えば右ボタン+左ボタン入力である LeftButton+RightClick と RightButton+LeftClick は区別されます。

マウスドラッグ入力拡充

  • ドラッグ設定を入力式に変更(設定ウィンドウ:画像操作 > ドラッグ操作)
  • 左ボタン、中央ボタンだけでなく、すべてのマウスボタンとその組み合わせによるドラッグ操作に対応 (右ボタンドラッグのみジェスチャーに設定済み。変更不可)
  • ウィンドウドラッグの標準設定を RightButton+LeftButton に変更

ファイル操作系コマンド有効/無効機能実装

  • コマンド追加 (ファイル操作有効/無効)
  • メニュー追加 (その他 > ファイル操作許可)
    このフラグがOFFの場合は削除や名前変更といったファイル操作系のコマンドが無効になります

カスタム背景実装

  • コマンド追加 (背景をカスタム背景にする)
  • メニュー追加 (画像 > 背景をカスタム背景にする)
    設定で背景色や背景画像を指定します。(設定ウィンドウ:表示設定 > カスタム背景)

詳細設定 (設定ウィンドウ:詳細設定)

  • 詳細設定にファイル削除の確認ダイアログ表示設定を追加(ファイル削除確認)
  • ルーペ倍率等の詳細設定追加(ルーペ標準倍率、ルーペ最小倍率、ルーペ最大倍率、ルーペ倍率リセット)

その他

  • メニューのページリストのコンテンツ表示フラグが反映しないバグ修正
  • ページリスト有効時、--fullscreen=onで起動するとハングするバグ修正
  • 「メニューを自動的に隠す」の設定が保存されないバグ修正
  • 画像をDPI依存にしたときのスケール100%表示でのバグ修正
  • 簡単なZIPヘッダチェック導入。ZIPフォーマットでないファイルを読み込もうとすると応答がなくなるバグに対処。
  • チェック背景のDPI対応
  • 設定メニューの一部ボタンをテキストボタンに変更
  • スライダーページ数表示位置を設定可能にした(設定ウィンドウ:表示設定 > スライダー)
  • マウスジェスチャーでクリックのみの入力(Click)は無効になり、何らかのジェスチャー後のClickのみ有効になります(例:←→Click)
  • 「フォルダー」「アーカイバー」表記統一
  • ファイル削除、名前変更失敗時のリトライ処理追加
  • パネルでの詳細表示ポップアップの頻度軽減、ファイル名変更時のポップアップ抑制
  • 長押しでないルーペ中のマウス入力反映。ホイール操作のみルーペ倍率変更に使用されます



Windows 10 Creators Update が来ましたね。
いっしょに .Net Framwork 4.7 も公開されて驚きました。
タッチ操作系の改善が気になりますが、当面は4.6.2のままの予定です。

2017年4月3日月曜日

ファイル検索ツール「RealtimeSearch」1.6 更新しました

  • WPF
ファイル検索ツール RealtimeSearch を 1.6 に更新しました。
内部構造を結構変えましたが、機能的には細かい修正になります。
  • 検索キーワード順番一致オプション実装
  • クリップボードのファイル名を検索キーワードとして認識するようにした
  • ファイル名変更での拡張子変更警告実装
  • ファイル名変更での使用不可文字チェック実装
  • フォルダー名前変更では拡張子を考慮しないように変更
  • 詳細パネルを閉じている時はツールチップ表示するようにした
  • 名前変更中のツールチップ表示を抑制。
  • 内部構成変更。検索エンジン部をDLL化

2017年3月15日水曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.20 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.20 に更新しました。
必要環境を.Net Framework 4.6.2に変更、64bit版提供、ページ送り改善、フォルダーリスト改善が主な更新です。

.Net Framework 4.6.2

必要環境を .Net Framework 4.6.2 に変更しました。
Windows10では標準環境ですが、それ以前のOSでは .Net Framework 4.6.2 のインストールが必要になる可能性があります。 対応していない環境で NeeView を実行すると .Net Framework 4.6.2 のインストールを促すダイアログが表示されますので、それに従ってインストールするか、 Microsoft ダウンロードセンター からダウンロードしてインストールしてください。

32bit版 / 64bit版

いままで32bit版のみの提供でしたが、64bit版も提供するようにしました。
64bit版は多くのメモリ(4GB以上)を搭載している場合に有効です。メモリが足りず画像が開けない問題が改善します。 ただし、64bit版ではSusieプラグインは使用できません。
Zip版(NeeView1.20.zip)には32bit版と64bit版の両方のexeが入っています。 インストール版はインストーラーをそれぞれ用意しています(NeeView1.20.msi / NeeView1.20-64bit.msi)。同時にインストール可能です。
32bit版、64bit版で設定ファイルは共用されます。

ページ送り改善

ページ送り、特にマウスホイール操作でページを送っている時のひっかかりを軽減しました。 画像の準備より移動を優先し、間に合わない場合は可能であれば読み込み完了までサムネイル画像で仮表示します。 尚、スライドショーではこれらのページ送り優先処理は無効化されます。
以前の操作感覚に戻したい場合は、設定の 全般 > ページ送り にある各種フラグをOFFにします。

フォルダーリスト改善

「ホームに移動」「戻る」(前に開いていたフォルダーへ移動)、「進む」(次に開いていたフォルダーへ移動) ボタンを追加しました。 ホームの場所は設定の 表示設定 > フォルダーリスト > ホームの場所 で変更可能です。
フォルダーリスト上でのファイル名変更に対応しました。 コンテキストメニューから名前の変更を選ぶか、F2キーで機能します。
ショートカットフォルダやファイルに対応しました。
フォルダーの並び順に「サイズ順」を追加しました。
バナー表示モードを廃止しました。代わりにコンテンツ表示モードを実装しました。 メニューの 表示 > パネルのコンテンツ表示 をONにすることで表示が切り替わります。 ここでのサムネイルはキャッシュされ、次回以降の表示が高速になります。

追加コマンド

  • 「閉じる」現在開いているフォルダーを閉じます。(メニュー > ファイル)
  • 「フォルダ列はサイズ順」フォルダーの並びをサイズ順(降順)にします (フォルダーリスト > サイズ順)
  • 「パネルのコンテンツ表示ON/OFF」(メニュー > 表示)
  • 「ページリストのコンテンツ表示ON/OFF」(メニュー > 表示)

その他

  • モニター毎のDPI対応 (Windows10のみ)
  • マウスホイール回転量をコマンド回数に反映
  • スライダーにページ表示を追加 (設定 > 表示設定 > スライダー)
  • スライダー上でのホイール操作は固定でページ送り挙動を行うようにした
  • サムネイルリスト上でのホイール操作実装
  • スライドショーのインターバル時間を小数点以下も入力可能にした。画像読込時間は含まれないため、目安程度に。
  • 先読みモードに「先読み(開放なし)」を追加。一度読み込んだ画像をフォルダーを閉じるまでメモリ保持する。メモリが潤沢な64bit版用。(設定 > 全般 > メモリ関連)
  • 処理中マーク実装。読込等の処理中はメインエリア左上に小さい青い四角が表示されます。
  • メモリ管理強化。 画像読み込みでOutOfMemoryが発生した時はGC後にリトライを行うようにした。
  • 全コマンド初期化時に基準のキー設定を選べるようにした(標準 or ホイールでページ送り or クリックでページ送り)
  • 2ページ表示時の自動先読み判定サイズを2ページ合計サイズで判定するようにした。
  • 自動先読み判定用画像サイズの既定値を4096x4096に変更。(設定 > 詳細設定 > 自動先読み判定用画像サイズ)
  • 7z.dllロック時間の既定値を-1(無期限)に変更。(設定 > 詳細設定 > 7z.dllがファイルをロックする時間(秒))
  • アドレスバーの履歴前後ボタンのコンテキストメニューに履歴表示。
  • カーソル位置を画面中心にしてルーペを開始する設定追加 (設定 > 画像操作 > ルーペ)


パッケージサイズが倍増していますが、32bit/64bit同梱とキャッシュ管理用にSQLiteを導入した影響です。
内部的な仕組みを結構変えたので不具合あったらすみません(汗)

2017年2月18日土曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.19 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.19 に更新しました。
新機能はありません。使い勝手等の細かい修正がたくさんです。

  • 画像読み込み改善
    • 画像サイズによって先読みの有効/無効を切り替える設定追加(設定>全般>メモリ関連>先読み)
    • 自動先読み判定は2048x4096の面積が基準(設定>詳細設定>自動先読み判定用画像サイズ)
    • 1ページ表示のときは1ページ、2ページ表示のときは2ページの先読みになるようにした
    • 圧縮ファイルで5秒間アクセスがなかったときにファイルロックを解除するように変更
      (設定>詳細設定>7z.dllがファイルをロックする時間(秒))
    • 先読みなしでも画像を複数保持していたバグ修正
  • ページ設定
    • 設定>ページ設定タブ 追加。既定のページ設定を設定可能にした
    • 「ページ設定の初期化」コマンド追加
  • 履歴設定
    • 履歴、ブックマークから復元する項目を設定できるようにした
    • 保存数制限で0を設定可能にした。この場合「前回開いていたフォルダを開く」は機能しません
    • フォルダーリスト状態の保存ON/OFF設定追加
  • コンテキストメニュー
    • コマンド化。「コンテキストメニューを開く」コマンド追加
      これまでの操作設定は無効になるためコマンドへのキー設定が必要です
      未設定の場合、アプリケーションキーでのみ開きます
    • 設定>メニュー ではコンテキストメニュー編集のみとなります
  • ルーペ
    • コマンド化。「ルーペON/OFF」「ルーペON」「ルーペOFF」コマンド追加
    • ルーペ時にパネル等の自動表示が機能しないようにした
    • ルーペ時にESCで解除されるようにした
    • ルーペ時は他のマウス操作を無効にした
    • ルーペ時に右上に倍率を表示するようにした ([設定]表示設定>通知表示>ルーペ倍率を)
  • キー設定
    • ショートカット設定で、ESCキーをショートカットキーとして登録可能にした
      ESCキーは標準で様々な機能のキャンセルに使用されているため注意してご使用ください
    • ジェスチャー設定で、マウスクリックをジェスチャー終端キーとして使用可能にした
    • 標準のホイール操作を スクロール+前/次のページに進む コマンドに変更
  • その他
    • 読み取り専用ファイルをSusie Pluginで開けないバグの修正
    • 「ウィンドウを最大化する」「ウィンドウを最小化する」コマンド追加
    • ウィンドウ最大化して終了した場合でも通常のウィンドウサイズを記憶するようにした
    • フルスクリーン時にスライダー表示にあわせてウィンドウタイトルを表示するようにした
    • スライドショー時にページ切り替え発生でインターバルをリセットするようにした
    • 画像でないページ表示が自動回転されないように矩形を正方形にした
    • 設定変更後、現在ページを再読込するようにした。これにより設定反映を確実にする
    • ページ終端での挙動設定をループを含め選択式に変更した(設定>全般>その他>ページが終わったら)
    • ドラッグ回転でのスナップ角度を指定できるようにした。(設定>画像操作>ビュー操作>回転スナップ)
    • ページ展開で除外するフォルダ設定追加(設定>詳細設定>ページ除外パス)
    • DPI非依存の画像表示ON/OFF設定追加(設定>詳細設定>画像のドットバイドット表示)

たくさん宿題が残っていますが、少しづつ対応していきます。