- WPF
必要環境を.Net Framework 4.6.2に変更、64bit版提供、ページ送り改善、フォルダーリスト改善が主な更新です。
.Net Framework 4.6.2
必要環境を .Net Framework 4.6.2 に変更しました。
Windows10では標準環境ですが、それ以前のOSでは .Net Framework 4.6.2 のインストールが必要になる可能性があります。 対応していない環境で NeeView を実行すると .Net Framework 4.6.2 のインストールを促すダイアログが表示されますので、それに従ってインストールするか、 Microsoft ダウンロードセンター からダウンロードしてインストールしてください。
32bit版 / 64bit版
いままで32bit版のみの提供でしたが、64bit版も提供するようにしました。
64bit版は多くのメモリ(4GB以上)を搭載している場合に有効です。メモリが足りず画像が開けない問題が改善します。 ただし、64bit版ではSusieプラグインは使用できません。
Zip版(NeeView1.20.zip)には32bit版と64bit版の両方のexeが入っています。 インストール版はインストーラーをそれぞれ用意しています(NeeView1.20.msi / NeeView1.20-64bit.msi)。同時にインストール可能です。
32bit版、64bit版で設定ファイルは共用されます。
32bit版、64bit版で設定ファイルは共用されます。
ページ送り改善
ページ送り、特にマウスホイール操作でページを送っている時のひっかかりを軽減しました。 画像の準備より移動を優先し、間に合わない場合は可能であれば読み込み完了までサムネイル画像で仮表示します。 尚、スライドショーではこれらのページ送り優先処理は無効化されます。
以前の操作感覚に戻したい場合は、設定の 全般 > ページ送り にある各種フラグをOFFにします。
フォルダーリスト改善
「ホームに移動」「戻る」(前に開いていたフォルダーへ移動)、「進む」(次に開いていたフォルダーへ移動) ボタンを追加しました。 ホームの場所は設定の 表示設定 > フォルダーリスト > ホームの場所 で変更可能です。
フォルダーリスト上でのファイル名変更に対応しました。 コンテキストメニューから名前の変更を選ぶか、F2キーで機能します。
ショートカットフォルダやファイルに対応しました。
フォルダーの並び順に「サイズ順」を追加しました。
バナー表示モードを廃止しました。代わりにコンテンツ表示モードを実装しました。 メニューの 表示 > パネルのコンテンツ表示 をONにすることで表示が切り替わります。 ここでのサムネイルはキャッシュされ、次回以降の表示が高速になります。
追加コマンド
- 「閉じる」現在開いているフォルダーを閉じます。(メニュー > ファイル)
- 「フォルダ列はサイズ順」フォルダーの並びをサイズ順(降順)にします (フォルダーリスト > サイズ順)
- 「パネルのコンテンツ表示ON/OFF」(メニュー > 表示)
- 「ページリストのコンテンツ表示ON/OFF」(メニュー > 表示)
その他
- モニター毎のDPI対応 (Windows10のみ)
- マウスホイール回転量をコマンド回数に反映
- スライダーにページ表示を追加 (設定 > 表示設定 > スライダー)
- スライダー上でのホイール操作は固定でページ送り挙動を行うようにした
- サムネイルリスト上でのホイール操作実装
- スライドショーのインターバル時間を小数点以下も入力可能にした。画像読込時間は含まれないため、目安程度に。
- 先読みモードに「先読み(開放なし)」を追加。一度読み込んだ画像をフォルダーを閉じるまでメモリ保持する。メモリが潤沢な64bit版用。(設定 > 全般 > メモリ関連)
- 処理中マーク実装。読込等の処理中はメインエリア左上に小さい青い四角が表示されます。
- メモリ管理強化。 画像読み込みでOutOfMemoryが発生した時はGC後にリトライを行うようにした。
- 全コマンド初期化時に基準のキー設定を選べるようにした(標準 or ホイールでページ送り or クリックでページ送り)
- 2ページ表示時の自動先読み判定サイズを2ページ合計サイズで判定するようにした。
- 自動先読み判定用画像サイズの既定値を4096x4096に変更。(設定 > 詳細設定 > 自動先読み判定用画像サイズ)
- 7z.dllロック時間の既定値を-1(無期限)に変更。(設定 > 詳細設定 > 7z.dllがファイルをロックする時間(秒))
- アドレスバーの履歴前後ボタンのコンテキストメニューに履歴表示。
- カーソル位置を画面中心にしてルーペを開始する設定追加 (設定 > 画像操作 > ルーペ)
パッケージサイズが倍増していますが、32bit/64bit同梱とキャッシュ管理用にSQLiteを導入した影響です。
内部的な仕組みを結構変えたので不具合あったらすみません(汗)