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2017年7月30日日曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.26 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.26 に更新しました。
主な更新は、ストアアプリ版の公開です。

1.26

(2017-07-30)

ストアアプリ公開

ストアアプリを公開しました。基本的な動作は通常版と同じです。
詳細は こちら を参照してください。

アプリアイコン変更

アプリアイコンのデザインを変更しました。
NeeView と NeeViewS で色違いのアイコンになるようにしました。

PDFを表示サイズで描写

PDFページを表示サイズに応じて描写し直すようにしました。
処理負荷等の兼ね合いもあり、最大描写サイズを設定しています。[設定 > ページ設定 > PDF設定 > PDFページ最大サイズ]

読み込み中ページの表示方法を変更

読み込み完了前のページ表示を灰色にしていたのを、それまで表示していた画像のサムネイルの拡大表示で代用するようにしました。 [設定 > 詳細設定 > 読み込み中表示の表示方法] でこの表示方法を変更できます。

タッチ操作の設定

タッチ操作をある程度設定できるようにしました。[設定 > 画像操作 > タッチ操作] タッチドラッグとタッチ長押しからのドラッグで挙動を変更できます。

設定のバックアップ

「全設定をインポート」「全設定をエクスポート」コマンドを追加しました。 (メニュー > その他)
履歴やブックマークを含む全てのユーザデータのバックアップになります。 インポート時に復元するデータの種類を選択します。
.nvzip という拡張子のファイルがバックアップファイルになります。 中身は設定ファイルをzipでまとめただけのものです。

その他

  • NeeViewS のアセンブリ名(内部的な名前)を NeeViewS に変更し、区別できるようにした
  • 64bitOSでの NeeVireS で使用可能メモリサイズを 2BG から 4GB に増やした。メモリー不足エラーが起こりにくくなります
  • サムネイルリストの選択項目が中央になるようにスクロールする挙動をON/OFFできるようにした。標準でOFFに変更しています [設定 > 表示設定 > サムネイルリスト > 選択した項目が中央に表示されるようにスクロールする]
  • 「スクロール←」「スクロール→」コマンド追加。スクロールコマンドパラメータに「垂直方法へのスクロール許可」フラグ追加
  • [設定 > 全般 > フルスクリーン状態を復元する] の動作を [ウィンドウ座標を復元する]に依存しないようにした
  • [サポート外ファイルもページに含める]設定の場合に、アーカイブ内の空フォルダーも含めるようにした。ただし、Susie書庫プラグインによっては正確に取得できない場合があります
  • メニューエリア、パネルエリア上にマウスがあるときはサイドパネルの自動表示判定がされないようにした
  • 表示サイズモードに同じモードを指定した場合でも再設定されるようにした
  • Susieアーカイブエントリーの取得方法変更。使用できなかったSusie書庫プラグインが使えるようになるかもしれません

バグ修正

  • サブフォルダー読み込み設定が保存されないバグ修正
  • 表示の切り替えでサムネイルリストが更新されないバグ修正
  • ページの並び順変更がサムネイルリストに反映しないバグ修正
  • 画像読み込み失敗時にサムネイル画像からエラーメッセージ画像に切り替わらないバグ修正
  • ハイコントラストでメニューが読めなくなる不具合修正
  • Shift起動での多重起動が機能しなくなっていたバグを修正
  • axgif.spi で画像が取得できなくなっていたバグ修正
  • 前のページへ高速移動したときのページ順番ずれを軽減



通常版のみですが、ストアアプリで公開してみました。マイクロソフトの審査を通過していますので多少は信頼度UPかも?

2017年7月24日月曜日

ファイル検索ツール「RealtimeSearch」1.7 更新しました

  • WPF
ファイル検索ツール RealtimeSearch を 1.7 に更新しました。
拡張キーワードによる検索への変更が主な更新です。文法はこちらを参照してください。

1.7

(2017-07-24)
  • 拡張キーワードにより検索方法を制御するように変更
  • 外部アプリのプロトコル起動対応
  • 存在しない検索パスで処理が停止していたバグ修正


2017年7月12日水曜日

眼鏡依存色収差錯視

以前から、NeeViewのアイコンは収まりが悪いなーと感じていました。
いろいろ試してみたところ、頭をぐりぐり動かしながら見ると顔の向きによってアイコンの白い部分が右によったり左によったりするんです。


これ、メガネを掛けた人だけに現れる錯覚で「眼鏡依存色収差錯視」というらしいです。おそらく色ごとのレンズの屈折率の違いによってずれて見えるんだと思います。

どうやらこの白、オレンジ、青(または黒)という組み合わせはよろしくないようです。特にこのアイコンの場合は左右スペースが等しいことを前提したデザインなので余計におかしく見えているのかもしれません。


てことで次から新しいアイコンに変更する予定です。


配色かわってないやん!うごくやん!
・・いやまあ、そうなんですけどね。色まで変えると完全に別物になってしまうように思われたので、動いてしまうのは許容して左右の間隔に依存しないようなデザインにして違和感を軽減しているつもりです。

なかなか難しいものです。

2017年7月2日日曜日

画像ビューアー 「NeeView」1.25 更新しました

  • WPF
画像ビューアー NeeView を 1.25 に更新しました。
主な更新は、タッチ操作対応、PDF対応となります。

1.25

(2017-07-02 予定)

タッチ操作対応

基本的なタッチ操作に対応しました。
ジェスチャーはシングルタッチ操作になります。 画像の移動、回転、拡大縮小はマルチタッチで行います。 ビューエリアでのタッチ長押しは非対応です。
ビューエリアでのシングルタッチはコマンド実行操作になります。 コマンド設定の「タッチ設定」でコマンドにタッチ位置を割り当てます。標準では以下のように設定されています。
  • 右エリア --「前のページに戻る」
  • 左エリア --「次のページへ進む」
  • 中央エリア --「パネルを一時的に表示する」※自動非表示パネルを一時的に表示させる新しく追加されたコマンドです
タッチ操作に関係する以下の設定が追加されています。
  • 画像操作>タッチ操作 -- タッチ操作での回転、拡大縮小を有効/無効
  • 詳細設定>タッチジェスチャー判定の最小移動距離(X) -- タッチジェスチャーでの判定移動距離です
  • 詳細設定>タッチジェスチャー判定の最小移動距離(Y)
  • 詳細設定>タッチ操作ピンチ最小判定距離 -- 2タッチの距離がこの値を超えたときのみ回転、拡大縮小操作が有効になります
  • 詳細設定>タッチ操作ピンチ最小変化距離 -- 回転、拡大縮小操作しきい値。2タッチ操作でこの距離変化を超たときに回転、拡大縮小操作が有効になります
  • 詳細設定>パネルタッチスクロールの終端バウンド -- パネルのリストスクロール終端での跳ね返り挙動
  • 詳細設定>サムネイルリストタッチスクロールの終端バウンド -- サムネイルリストスクロール終端での跳ね返り挙動

PDF対応

PDFに対応しました。
現状の実装では展開する画像サイズは固定です。(設定>ページ設定>PDF設定>PDFページサイズ)で展開する画像最大サイズを指定してください。

コマンドラインオプション

1.23から仕組みを変更していましたが、いくつか修正したため、あらためてお知らせいたします。
オプションの詳細は こちら を参照してください。
  • コマンドラインヘルプ表示対応。 "--help" もしくは "-h" で説明を表示するようにしました。
  • 短いオプション名("-h"等)追加。
  • "--" 以降はすべてファイル名として解釈するようにした。これによりハイフンから始まるファイル名にも対応
  • 絶対パスでしか受け付けなかったのを相対パスでも指定可能にした。

インストーラーでNeeView,NeeViewSを選択可能に

NeeView, NeeViewS のインストールを選択できるようにしました。
「標準」では NeeView のみのインストールとなります。

バグ修正

  • コマンドライン引数で"="がファイル名に含まれると不正になるバグ修正
  • ダブルクリックコマンド実行後にクリック操作が実行されるバグ修正
  • フルスクリーン解除でフォルダーリスト等にフォーカスが移動してしまうことがあるバグ修正
  • 設定ファイルが読み込めないときにそのまま終了してしまうバグ修正

その他

  • 7zでの標準対応拡張子に .cbr .cbz を追加
  • ページスライダーのデザイン変更。
  • ファイル情報にアーカイブファイルパスを表示する設定追加 (設定>表示設定>ファイル情報>ファイルパスを表示する)
  • 処理中マークの表示設定追加 (設定>詳細設定>処理中マークの表示)
  • 「スクロール+次のページに進む」にもスクロール量のパラメータ実装


最近頻繁に更新していますが、通常は1~2ヶ月に1度程度の更新予定です。バグがなければ・・・

デスクトップアプリをタッチ操作対応させるのはなかなか難しいですね。まずボタンの大きさとかがタッチに合わない。今回の実装ではそのあたり総スルーです・・・

パッケージサイズが倍増しているのはPDF用のライブラリ追加のためです。ですが、このおかげで比較的簡単にPDF対応できました。ライブラリ作者様さまさまです。